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古本で子どもの未来支援 各店舗で受け付け継続 紀北信金

 紀北信用金庫は昨年8月から「こどものみらい古本募金」に取り組んでいる。7月末までに266冊が換金でき、1万3104円を寄付した。
 
 同募金は、子どもの貧困に対して支援したい個人や事業者とNPOなどを結びつけ、施策を推進させることを目的に内閣府が進める未来国民応援運動の一環。全国の証券会社や金融機関で取り組んでいる。
 
 各店舗に回収ボックスを置き、利用者や職員から託された古本を(株)バリューブックスを通じて換金し、「こどもの未来応援基金」に寄付している。
 
 中央信用金庫によると6月末時点の参加金庫は、中金含め58。3万4271冊の寄付を受け、そのうち1万6740冊が換金された。売却による寄付金額は100万円余りとなっている。
 
紀北信金によると、「ごみになってしまうのなら、少しでも寄付につながれば、と結構お客さんの持ち込みが多い」という。一方、10年以上前に発行されたもの、バーコードやISBNのついていないものやコンビニコミック、蔵書印のあるもの、水ぬれのあるものなどは買い取りしてもらえないものも多く、約3分の1が寄付につながらなかったという。
 
 取り組みは継続しており、各店舗では不要になった本の持ち込みを呼び掛けている。
 
 こどもの未来応援国民運動事務局によると、ほかの取り組みを含む寄付金額は令和4年度末までに約19億452万円。令和6年度には学び支援、居場所の提供や貧困の連鎖の解消につながる事業など合わせて123団体に助成が行われた。
 
 
古本支援の流れ

      9月21日の記事

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