市民に役立つ議会に
奥田尚佳候補(おくだ ひさよし・56)は須賀利地区を回った後、伊勢農業協同組合前で街頭演説を行い、「市民目線での政治、より市民の役に立つ議会にする。暮らしやすいまちづくりのため、責任感と使命感を持って心機一転、原点に返り一生懸命取り組む」などと支持を訴えた。
補欠選挙で当選した後、任期が約10か月しかなく、9月議会、12月議会は来年度当初予算編成に向けて大切な議会と述べ、元職としての「即戦力」であることを強調した。
これまで議長を除く5人で採決が行われていたことは〝異常事態〟であり、課題山積の中で政治不信の要因になっていると言及。「市民からちゃんと議論しているのか、という声を聞く。現職議員ともしっかり話ができる。いわば調整役として、議会に対する市民の不信を払しょくしたい」と力を込めた。