本地区の夏の大規模イベント、きほく燈籠祭とおわせ港まつりが無事終了した。それぞれまちの名前を冠した催しで、年間行事の中で一番多くの人が訪れる。今年は、天気もよいとの見通しで、それぞれ過去最多の人出となった。
燈籠祭については、会場内に一般駐車場を設けないという大幅な変更があった。開始前後でまちなかでの滞留がなく、話を聞いた近隣住民の評価は高かった。また、ステージ奥に屋台コーナーがあり、会場内にまんべんなく人がいた印象。もっとも花火が始まると、路上に座り込んで見ている人もいた。
港まつりは、天気が良すぎなかったことも関係者を安堵させた。消防によるとイベントに伴う救急搬送はゼロ。花火は「すごくよかった」と称賛する声があった一方「物足りない」との意見も。物価高や警備体制強化の中での予算や、保安距離の関係があるのは重々承知だが、より改善を図ればもっと集客が見込めると感じた。午前中の港周辺の交通整理と合わせ、来年以降の取り組みに期待したい。
(M)