昨年12月23日に斜面崩壊し通行止めとなっていた、奈良県下北山村上池原地内の国道169号について、奈良県は28日朝から、一般車両の交互通行による仮橋通行を開始した。
深層崩壊の予兆を事前に感知するための監視体制が整ったため。現地に設置した計測機器などで斜面の異常を検知すれば通行止めにする。また、雨量が基準値を超過した場合の通行規制についても、当面は通常よりも基準値を厳格にして運用する。規制雨量は、時間雨量25ミリ、連続雨量70ミリ。県は「通行止めとなる頻度が高くなりますが、ご理解をお願いします」と伝えている。