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不連続線「住民のためになっているか」

 政治家の役割は、住民の暮らしを安定させること。住むところ、仕事の手当ても重要。心構えでは「住民のためになっているか」と常に考えることが大切だ。

 政策を決めるのは知事や市町村長だけでなく、議員も同じで住民のためになるかどうかという視点がないといけない。「反対のための反対」と住民に思われるようでは問題だろう。

 「議会軽視だ」と、執行部を批判する声をたまに聞く。議会制民主主義なのだから議会を尊重するのは当然だが、この言葉がかえって住民の知る権利を阻害しているケースがある。取材で担当者から「議員に伝えてないので」と言われることがあるが、多くの場合は、周知のタイミングが早いか遅いかだけである。

 住民の代表である議員に伝えることで「住民に伝えた」という形を取っているもので、今は情報伝達の方法はさまざま。ネットで直接住民に伝えることもできる。職員に過度に気を遣わせることのないよう、「住民のため」かどうか考えて発言してほしい。

(M)

      6月27日の記事

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