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紀南抄「相撲談義に花咲かす」

 先日、和歌山県相撲連盟から感謝状を受けた松原𠀋保さんの取材で、相撲談義に花が咲いた。力士にもサラブレッド(競馬)のように、早熟型、晩成型、持続型があるという。

 優勝31回を誇る元横綱・千代の富士は小さな体だったが、鍛え上げられた肉体で大型力士を圧倒する相撲が忘れられない。その強さは30歳を超えてからピークを迎え、晩成型と言える。歴代最多45回優勝の元横綱・白鵬は間違いなく持続型だ。22歳で横綱に昇進すると、前人未到の幕内通算1000勝、横綱在位最長の84場所など数々の記録を打ち立てた。相撲内容や土俵内外の態度などで苦言を呈されたこともあったが、これだけの長い期間、トップに君臨し続けたことは精神的な強さも相当だったのだろう。

 新宮市出身の元幕内・久島海は高校時代にアマチュア横綱となり、大学時代には28の個人タイトルを獲得し角界に入門した。小手投げやきめ出しなど豪快な取り口にファンは多かったが、三役には一歩届かなかった。

 2場所連続で新鋭が優勝するなど、戦国模様の大相撲。早くも来場所(7月)が楽しみだ。

【F】

      6月 4日の記事

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