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社説「交通の流れ 変化想定を」

 那智勝浦新宮道路で21日朝に発生した軽自動車の単独横転事故。幸いけが人はなかったようだが、事故の影響で市屋ランプ入り口が3時間以上にわたり閉鎖となった。発生時刻が午前7時前で、通勤時間帯に重なったことから市屋ランプ付近は国道42号市屋交差点付近から渋滞。Uターンしようにも、新宮方面から市屋ランプ出口に差し掛かる車もあり、渋滞解消までにはしばらく時間がかかった。このところ、那智勝浦新宮道路上での交通事故により、事故処理の間、通行止めになるケースがよく見られる。道路の構造上、仕方のないことだが、渋滞を生まないよう、まずはドライバーの安全運転が求められる。

 今年秋には、熊野川河口大橋を含む「新宮紀宝道路」が開通予定で、交通の流れが大きく変わることが想定される。交通が分散され、新熊野大橋の朝夕の渋滞は緩和される一方で、新宮市内の県道あけぼの広角線は一気に交通量が増える。将来的に、あけぼの~三輪崎間の「新宮道路」が開通すれば河口大橋から那智勝浦新宮道路までノンストップで結ばれるが、まだ先の話。現在、特に朝夕、国道42号広角南交差点で勝浦方面から県道あけぼの広角線に右折する車が多く、右折レーンを超えて並ぶ光景はめずらしくない。今年秋以降、さらにこの路線への流入が増えることを今から想定する必要がある。
 
 沿線の交通安全対策も進めなければならない。同路線では、朝夕に王子ヶ浜方面にウオーキングを行う人が多く、切れ目なく通行する車の中、歩行者が安全に道路横断するためには押しボタン式信号機設置も対策の一つになるのではないか。
 
 新宮市をはじめ周辺自治体は今のうちから、広報紙で交通の流れが変わることを周知し、ドライバーだけでなく住民への注意喚起を繰り返し行うべき。"例年通り"の広報紙ではなく、住民のために今何を知らせるべきかを庁内で議論し、発行してもらいたい。
 
 また、併せて求められるのが経済対策。現在の新宮市内の国道42号の交通量が減少するのは明らかで、沿線の商店などはその影響を受けることが考えられる。これについては、市と商工会議所が連携し、人を呼び込む施策を新たに考えなければならない。将来、紀伊半島一周の高速道路が開通すれば、利便性が高まる一方、当地域が通過されるデメリットもある。先を見据えて、今からできることに取り組み、立ち寄ってもらえる魅力あるまちづくりを進めていくことも大切ではないか。
 

      5月24日の記事

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