紀北町東長島のふれあい広場マンドロで27日から2日間、春の山野草展が開かれている。会員8人が手塩にかけた131鉢が並び、来場者の目を楽しませている。
紀伊長島山野草会が毎年春と秋に開いている展示会。今年は紀伊長島山野草会の前身の紀伊長島エビネ会ができて50周年になる。
会場には、深い紫の花を咲かせたサキガケ、大きめの実をたくさんつけたオオミマンリョウのほか、サルナシやハマボウなどさまざまな植物が展示され、来場者は一つ一つしげしげと観察していた。
東俊雄会長は「時期に合わせた山野草を育てているので、多くの人に見てもらえて喜んでもらえたら」と話している。
28日は午前9時から午後3時まで。