尾鷲市立中央公民館のサークル活動の成果を広く市民に知らせる「文化展」が26日、同館3階講堂で始まった。4つのサークル、講座の受講生と講師の作品が並ぶ。
展示されているのは絵画が9人27点、写真が10人27点、書道が17人79点。10点を超える作品を出した人もいた。また、折り紙は11人が今年の干支(えと)、龍をかたどったものや、連鶴、色紙に貼り付けたフクロウや黒猫のカバンなど、月々の講座で作った一連の作品を出品している。
絵画は、花や野菜などの静物画を中心とした水彩や油彩の作品で、写真は岩屋堂や尾鷲湾など近隣だけでなく、長野県の雪景色を写したものもあり、モチーフの違いが楽しめる。
書道は、初級者から上級者まで、半紙や色紙、半切などに、さまざまな題材の文字を記している。
展示は28日(日)まで。時間は午前9時から午後5時まで、28日は午後4時で終了。27日(土)午前10時から正午までは、尾鷲市伝統文化継承の会の子ども茶道クラブの発表茶会が、28日は午前10時から午後3時まで、茶道サークルのふれあい茶会が行われる。多くの来場を呼び掛けている。