熊野大花火大会が8月29日、行われた。観覧者数は主催者発表で5万人。実施の発表時点での来客見込みは約12万人だったので、半分以下となってしまった。台風の影響だったが、予定通り17日に実施できていれば、12万人を上回る入り込みがあったのではないか。
晴れて多いににぎわったきほく燈籠祭も、雨にたたられたおわせ港まつりも来場者は5万人の発表。熊野大花火は、鬼ヶ城や台船なども使うため、花火の見せ方が多様。昔から注目されているが、尾鷲も紀北も熊野に比べ「間近で見られる」ため、迫力は負けていないと感じる。
熊野尾鷲道路のII期区間が開通して初めての熊野大花火だった。これまで、尾鷲南インターで降りて尾鷲の街中を通って北に行っていた車両の大部分がII期区間を通って北上した。
花火終了後となると深夜営業になってしまうが、飲食店などが開いていたら休憩に立ち寄る人も一定数いるのではないか。もっと考えれば、尾鷲から「パークアンドバスライド」ができれば集客につながる。検討してはどうか。
(M)