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不連続線「見落とし要素はないか」

 尾鷲市議会行政常任委員会がこのほど、市が野球場、多目的グラウンド、キッズパークなどを計画している国市浜公園の避難ルートの視察を行った。現在示されている図面で言えば、多目的グラウンドの端、くろしお道路に近い側から矢浜保育園まで歩いて時間を計った。

 所要時間は約15分。歩いて移動したこと、信号待ちがあったことを考えると、小さな子どもや高齢者、障害者などを除くと10分程度で移動できそう。

 津波浸水区域に新たな市の施設、しかも多くの人が集まる施設を造るため、危険性への懸念は大きい。加藤千速市長は、一人も犠牲者を出さない姿勢を強調している。

 議員からは液状化の懸念や夜間の誘導灯の必要性についてコメントがあったが、危険性の見落としはないか。揺れている時間は動けないと考えた方がよい。活用できる平地の少ない尾鷲市では、津波危険区域に施設整備をすることは避けられない面もある。十分な安全対策をとることで、市民・利用者の納得を得られるようにしなければならない。

(M)

      8月28日の記事

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