先日何年かぶりに、花火会場に足を運んだ。浴衣姿の人たちが行き交い、家族連れが楽しそうに笑っている。コロナ禍で沈んでいた日本の夏がようやく戻ってきたと感じることができた。
祭りの楽しみの1つといえば屋台。高いと分かっていても、雰囲気につられてつい購入してしまう。今回端から端まで歩いてみたが、物品販売やくじ引き、すくい系が少なく、食べ物がものすごく多い印象。たこ焼きや焼きそば、イカ焼き、から揚げなどの定番に加えて、ブームの韓国グルメ、ご当地グルメ、フルーツあめやチョコバナナ、光るボトル入りのドリンクなど、写真映えするものも人気のようで、長蛇の列ができていた。
人ごみに紛れてウロウロしていると、自分が座っていた場所を見失ってしまった。手ぶらだったので連絡もとれず、帰る人に逆行して探しまわったり、出会った知人に聞いたりしてみたが見つけることができず。諦めて車に戻った時にはすでに家族は集合していて、「もうちょっとで呼び出すとこやった」と呆れ顔で出迎えられた。大人の迷子。大変恥ずかしい思いをした。
【織】