今年も七夕の夜は雨模様だった。梅雨時なので仕方ないが、天の川の水かさが増えて織姫と彦星が会えないという伝説の通りなら残念。しかし、悲しむ織姫のためにカササギが橋になって渡してくれたという説もあり、無事に再会できていたらいいなと思う。
当日、ものすごく久しぶりに、熊野川の川原で開催している七夕祭りに行ってきた。雨が降ってきたので少しの滞在時間だったが、夜店も出ていて子どものころに返ったように七夕気分を味わった。笹飾りを用意していなかったので、ほかの人が立てかけた色とりどりの笹をきれいだなーと眺めていたら、中学生の時に、友達と浴衣を着てこの川原に笹を流しに来た際、新聞社の人に写真を撮ってもらったのをふと思い出した。
各地で子ども向けの七夕イベントも行われていたようだ。お菓子をもらったりゲームをしたり、子どもたちはとても楽しかったと思う。これから夏に向けて、いろいろなイベントや祭りがコロナ前のように復活してくるだろう。ずっと我慢してきた子どもたちには、思いっきり楽しんでもらいたい。
【織】