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不連続線「ごみの分別」

 ごみ分別が今後の行政課題の一つになりそうだ。分別の徹底が呼び掛けられているが、どこの自治体も一定以上の削減には苦労している様子。

 徳島市は15日から「燃えるごみ」「燃やせるごみ」「燃やすごみ」などと言われる一般ごみの名称を「分別頑張ったんやけど、燃やすしかないごみ」に変更した。「燃やせるごみ」の中に資源物である紙ごみが多く含まれているため、「ごみの分別意識を高め、ごみの減量化を図る」と狙いを説明している。

 学生時代、工学部の友人が「燃えるごみという言い方はおかしい」と話していたのを思い出す。極論すると、鉄だって燃える。

 なるべく分別しているが、例えば包装紙についたテープも分けて、というようになると面倒くささが表に出る。食べ物のトレーも、油やソース類がべったりとくっついていると、「燃やすごみにしよう」と思う。

 プラスチックごみの分別がより厳しくなることが見込まれる。ただ、住民が負担に感じて分別率が低くなるようでは問題。「ちょうどいい」仕組みの構築が必要だ。

(M)

      5月16日の記事

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