5月20日に、4年ぶりに「旬のコツまみバル」が開かれることになった。ゴールデンウイーク明けには新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置づけも変わる。再び感染を拡大させないために基本的な対策は必要だろうが、久々に尾鷲のまちがにぎわうイベントになりそう。
前売り券の販売が始まっている。宝くじを買って「まとまった金額が当たったら何を買おう」と考えるのと同様「どの店に行こうか」と考えるのは楽しい。
「普段行かない店にも」というのが企画のポイントだろう。実行委員長が「ホームグラウンドとなるお店を見つけて」との趣旨の発言をしていたが、〝新規開拓〟につながれば、自分にとっても、その店にとってもいいこと。
商工会議所の担当者によると、今回は「参加しませんか?」と働き掛ける前に、多くの店舗から申し込みがあったという。業績がコロナ禍前の水準になかなか戻らない中で、事業者側の期待も大きい。バルに市内外から多くの人が訪れ、地域を元気づける起爆剤になればいい。
(M)