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創意工夫凝らした93点 古道センターでパッチワーク展

 尾鷲市向井の三重県立熊野古道センターで、レモンスターパッチワーク教室の作品展が行われている。バッグや人形、2メートル四方の大作まで93点が並ぶ。

 同市南陽町でパッチワーク教室を開いている佐々木香代子さんと、生徒9人が出品。これまで中央公民館でロビー展を開いていたが、今回は佐々木さんの個展もかねて広めの会場で行うことした。
 
 佐々木さんは作品に込めた思いやタイトルを添えて39点出品。2メートル四方の大作「さよなら尾鷲のランドマーク」は、三田火力発電所の230メートル煙突の解体の様子を作品にした。また、天狗倉山と尾鷲湾を背景に咲く椿の「記憶」、結婚指輪をイメージした「ダブルウエディングリング」など、思いを込めた作品が展示されている。
 
 生徒は計54点を出品。ひな人形、こいのぼり、クリスマスなど季節のイベントを、創意工夫を凝らしてタペストリー、ショルダーバッグ、ミラーカバーなどにした。
 
 佐々木さんは「自分の心を表現し、楽しみを共有できるのがパッチワークのよいところ。ぜひ足を運んで作品を見てほしい」と呼び掛けている。
 
 展示は4月23日(日)まで、開館時間は午前9時から午後5時まで。
 
 佐々木さんと匿名希望を除く出展者は次の皆さん。
 
川上 悦子、川上さゑ子
川上 公子、坂本千佐子
米   有、湯浅美佐子
橋本記英子
森本千恵子
 
 
<イベント概要>
 
   レモンスターパッチワーク教室 作品展
  • 日時:4月23日(日)まで 午前9時~午後5時
  • 場所:三重県立熊野古道センター

      4月21日の記事

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