岸田文雄総理大臣が和歌山市で選挙応援活動中、爆発物が投げつけられる事件が発生。幸い、ごく軽傷の人がいただけで、容疑者もその場で周りにいた漁師らに取り押さえられ逮捕されたが、昨年夏の安倍晋三元総理の殺害事件に続き、警備が強化された中、現職の総理が襲撃されたのには驚き。
先だって、熊野市と尾鷲市に自民党役員をしている政治家が訪れていた。先に情報をもらっていたが、直前になって「取材不可」との連絡があった。「個人として聞きに来るのはOK」との話だったので、中央公民館で話を聞いた。SPらしき人が5~6人。かばんを持っている人は、チェックが入っていた様子。とても厳重に感じたが、街頭演説ではさらなる警備の難しさがあるよう。
18日午前の段階では、容疑者は黙秘しているという。動機の解明が待たれるところだが、暴力で意思を示す行為は許されるものでないことは言うまでもない。
選挙は、暮らしやすい社会にしていくための手法の一つ。民主主義的な問題解決を目指さなくてはいけない。
(M)