桜の開花が一気に進んだ。尾鷲市の玄工山は、日曜の昼過ぎに見た時は、八鬼山への入り口側は、あまり花がないなという印象だったが、火曜日には見頃になっていた。土井竹林の入り口付近はつぼみも多かったが、この分では一気に開花が進むと思われる。一般的に桜の見頃は「満開」から1週間とされる。
マスク着用が緩和されるなど、昨年、一昨年に比べて外に出やすくなった。「今年こそ花見をしたい」と思っている人は多いのでは。熊野市の鬼ヶ城や神川、下北山村のきなりの郷など近くにも名所がたくさんある。
桜並木を車で通るのも楽しい。玄工山、土井竹林、種まき権兵衛の里付近、白石湖の景色もよく、船津川右岸を通って国道42号を紀伊長島方面に走ると、海山インターから船津側に桜の木が並ぶ。国道42号の加田西交差点から赤羽側に曲がると、紀勢自動車道の高架の奥にも桜が列をなす。国道422号で東長島に向かい、片上池で折り返す。走りやすい道路だけを考えても、半日楽しめるドライブコースになっている。
「この時期だけの楽しみ」である。天気が変わりやすい時期ではあるが、ツーリングやサイクリングの誘致に生かせないか。
(M)