すでに4900通超える応募
新宮市と市教育委員会はNHK和歌山放送局と共催で3月26日(日)、同市下本町の丹鶴ホールで「NHKのど自慢」を開催するにあたり、昨年12月から出場と観覧の申し込みを受け付けてきた。出場申し込みは今月7日に締め切られ、相当数の応募があった。書面審査で約200組に絞られ、さらに前日の予選で本選に出場する18組を決める。一方、観覧の締め切りは今月22日(水)必着に迫っているが、すでに市内外から約4900通の応募が寄せられている。
市教委文化振興課は、観覧申し込みについて、過去に開催した他の自治体の例に照らし、当初は3000枚程度の応募を見込んでいたが、17日現在、大幅に上回っている。観覧席数は現在調整中だが、固定の800席から出演者用とカメラなどの機材配置スペースを除いた数となる。申し込みは往復はがきで、1枚につき2人まで希望でき、2人希望のはがきが多数を占めていることから、倍率は10~15倍程度になる見通し。
申し込みは、往信用裏面に郵便番号、住所、名前、電話番号、観覧希望人数(2人まで)、返信用表面に郵便番号、住所、名前を明記し、〒647−0011新宮市下本町2丁目2−1丹鶴ホール「NHKのど自慢」観覧係に送る。「返信用裏面」には抽選結果を印刷するため、白紙のまま。抽選の上、当選者には入場整理券を、落選者には落選通知をはがきで3月8日(水)ごろ発送する。1歳以上の子どもから入場整理券が必要で、記入に不備があった場合は無効になる。
観覧に関する問い合わせは、新宮市丹鶴ホール(電話0735-29-7223〈午前9時~午後6時/月曜休館、祝日場合は翌平日休館〉)。
NHKのど自慢
「歌で思いを届ける!」をテーマに、地域住民の元気な歌声を全国に届けるNHKの人気番組。当日は午前11時15分開場、同11時50分開演、午後1時15分終演の予定。当日のゲストは坂本冬美さんと前川清さん。司会は小田切千アナウンサーが務める。