尾鷲市向井の三重県立熊野古道センターで特別展示室企画展「尾鷲の星空 天体写真展」が開かれている。6月5日(日)まで。
尾鷲市立天文科学館の天体観測指導員、湯浅祥司さんが撮影した32枚で、すばる、北アメリカ星雲、バラ星雲などの鮮やかな写真や、皆既月食中の赤く光る月、尾鷲上空を通る国際宇宙ステーションの軌跡などの写真を紹介。湯浅さんが過去に使っていた特製の望遠鏡やカメラ、現像機などの道具も合わせて展示している。
湯浅さんは「43年間、尾鷲の空は素晴らしい、自慢してよいと思って天体写真を撮ってきた。ぜひ楽しんでもらいたい」と話していた。