個性豊かな作品並ぶ
「紅節書院 新春展」
那智勝浦町で26日まで
「紅節書院 新春展」
那智勝浦町で26日まで
毛筆、硬筆、関連芸術の教室である、紅節書院の第6回新春展が、那智勝浦町湯川の喫茶きよもんで始まった。幼児から一般までが手掛けた、書道だけにとどまらない、色とりどりのさまざまな作品が並んでいる。期間は26日(土)まで、月・火は定休日で、時間は午前10時から午後2時30分まで。
書道家の鬼頭紅節さんが主宰する紅節書院は、新宮市と那智勝浦町に教室があり、年齢性別を問わず多くの生徒が通っている。単なる書道教室ではなく、生徒が望むあらゆる芸術作品の制作を手助けする方針で指導をしており、その考えが展示会にも反映されている。
展示会場の渡り廊下には、色紙サイズのカレンダーの上部に、生徒が言葉や絵を描いた作品を展示。はがき大の作品にも、生徒が好きな言葉をしたためており、中には絵を描いたものも混じるなど、自由な発想も目立つ。中高生以上の作品になると、書としての見応えも十分。12日(土)からはさらに、展示作品が増える。
指導者の書は、多くは軸に描かれており、圧巻の出来栄え。目玉は鬼頭さんが手掛けた篆刻(てんこく)で、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」が彫られている。「新型コロナもあり、今回は案内はがきの発送は控えさせていただきました。来場の際は、マスク着用、手指消毒など、感染対策をお願いします」と呼び掛けている。
TEL.0735-52-0881
那智勝浦町湯川(きよもん湯前)
営業時間/10時~14時30分
定休日/毎週月曜日、火曜日
那智勝浦町湯川(きよもん湯前)
営業時間/10時~14時30分
定休日/毎週月曜日、火曜日