紀和の文化を継承する
熊野市紀和鉱山資料館(熊野市紀和町)は、5月3日(月・祝)、同所で、令和3年度「GWの探しモノ。」を開催する。同イベントでは、パンニングと呼ばれる砂金採りの方法を用いて、タライの水底の砂から鉱物を見つける。
紀和町は、歴史に残されてきた文化を継承しながら、これからの文化を残していく目的で同館を設立した。紀和町の歴史をはじめ、長い歴史の中で重要な産業として営まれてきた鉱山の盛衰や、先人たちの知恵・工夫などを学ぶことが出来る。同館は、「この資料館が地域に住む人々の誇りとなり、すべての人々の生涯学習の場所として利用されることを望んでいます」と伝えている。
イベントの対象は熊野市内在住の家族で、定員は10家族まで(1家族当たり最大4人)。時間は午前10時~午後4時。申し込み先は、同館(電話0597-97-1000)。参加の際は、マスク着用、手指の消毒を徹底する。発熱やせきなどの症状がある人は参加を控える。