自然の魅力を体感
那智勝浦町宇久井、吉野熊野国立公園宇久井ビジターセンターを拠点に活動する「宇久井海と森の自然塾」は、自然を身近に感じられる体験プログラムを開催している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で体験行事を自粛していたが、6月1日から他府県からの参加者も受け入れ可能となった。植物を用いたワークショップのほか、地域の自然を堪能することができるウオークガイドなど同地の魅力が満載。参加の際は感染防止のためマスクを着用する。なお、18日(木)までは5都道県(北海道、東京、埼玉、千葉、神奈川)からの受け入れ自粛は継続する。
▽宇久井半島ウオークガイド:毎週日曜、午前9時~
自然塾スタッフとともに宇久井半島の自然を満喫しながら散策する。参加費は、小・中学生=200円、4人以上は、大人=300円、3人までは、1組=1000円。帽子、タオルを持参のうえ動きやすい服装で参加する。
▽椿油搾油体験:毎週日曜、午前9時~
ツバキの実を専用の搾油機で搾り、椿油を生成する。参加者には完成品のおみやげ付き。参加費は、大人=1000円。募集人数は2~20人で先着順。軍手の持参が必要。
▽花炭焼き体験:毎週土曜・日曜日、午前9時~
マツボックリやイガグリなどを専用の釜に入れて花炭をつくる。参加費は、大人=500円、小・中学生=300円。募集人数は2~20人で先着順。炭にする材料・軍手・帽子・持ち帰り用の空き箱を持参。
▽草花染体験~クチナシの実~:27日(土)、午後1時30分~
クチナシの実でシルクストールを黄色く染める。参加費は、1人=1700円(ストール代を含む)。募集人数は、2~16人で先着順。エプロン・タオル・ゴム手袋・ビニール袋を持参。
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いずれの体験プログラムも、開催2日前の午後5時までに申し込む(水曜日の申し込み不可)。小学生は保護者の同伴が必要。集合場所は宇久井ビジターセンター。また、各体験に参加すると、休暇村南紀勝浦の入浴半額券が進呈される。
申し込み問い合わせは、宇久井ビジターセンター(電話0735-54-2510)。受け付けは、午前9時~午後5時(休館日=水曜日)。