週間天気予報によると、前線や湿った空気の影響で、雲が広がりやすい日もあるが、10日ぐらいまでは晴れ間が続きそうだ。平年より少し遅れそうな気配だが、間もなく雨の季節に入る。
今年の梅雨入りは奄美地方が最も早く、5月10日。続いて11日に沖縄地方、30日に九州南部、31日に四国が梅雨に入った。
奄美地方に属する十島村。3日の降り始めから2日間の総雨量は655ミリで、「50年に一度」の記録的な大雨となって災害も発生。大雨といえば梅雨末期が一般的だが、梅雨入りして1週間ほどの種子島や屋久島でも大雨警報が出ている。
近年は異常気象の影響からか、「〇〇年に一度」の大雨が頻発し、同じ町内でも少し離れると雨の降り方が異なることもある。一方で、当地方にも設置された危機管理型水位計など観測機器の設置も進み、気象台や自治体のホームページには防災に関するさまざまな情報を掲載。パソコンがなくてもスマートフォンで確認できるし、登録すればラインやアプリで情報を知らせてくれる。
どんな災害に弱いのか、まずは自宅周辺の状況を確認しておくことが第一。本当に避難が必要になるなら早めに。
(J)