宇久井ビジターセンター周辺の宇久井半島を久しぶりに歩いた。センターが休館中だったため、運良く職員に案内してもらい、見どころや季節の草花についても教わった。1時間程度のウオーキングは大変心地よいものだったが、マスク着用のため少々息苦しくなった。
松尾展望台広場からは雄大な太平洋の景観と海食洞を見ることができる。あいにくの曇り空だったが、天気がよければ、空と海の青に木々の緑、断崖の茶の調和がきっと美しいだろう。地玉浜(じごくのはま)では、潮目によっては磯遊びが楽しめる。いろいろな種類の貝殻を集めたり、海辺の植物を観察したりもできる。センター職員いわく「プライベートビーチのような感覚が魅力」という。
ぐるっと1周すれば約1.2キロで所要時間は40分程度。一つのポイントに行って帰ってくるだけならもっと短い時間での散策も可能。季節ごとの景観や植物を楽しみながら、無理なくウオーキングできるコースとして人気がある。新型コロナウイルス感染予防はまだ続けなければならないが、密にならないよう気をつけてウオーキングに出かけてみてはどうか。
【F】