新宮署管内で発生する交通事故の約3割が大型スーパーなどの駐車場内で発生しているという事実に驚いた。そういえばこのところ、スーパーの敷地内でパトカーをよく見かけると思っていたが、警ら活動を強化しているためだった。
幹線道路(この辺では国道42号)沿いの店舗から道路に出るとき、左右の安全確認、歩行者がいないかどうかの確認など、細心の注意を払う。同じことを駐車場内でもやらなければならないが、油断するのか、安全確認不足による接触事故が大半という。また、交通課長は車内に搭載のモニターだけに頼って運転している人が多いことも指摘。当方も経験あるが、放置された買い物カートがモニターの死角部分にあり、危うくぶつけそうになった。やはり目視による安全確認が大切だ。
不幸にも事故を起こしてしまうことは誰にでもあることだが、ぶつけたにもかかわらず、そのまま立ち去るのはもってのほか。買い物を終え車に乗り込もうとして凹みに気づくようなケースもあるという。ハンドルを握れば、場所に関係なく、交通ルールとマナーをしっかり守らなければならない。
【F】