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紀南抄「祭りに触れる大切さ」

 毎年7月14日に熊野速玉大社で開かれる「扇立祭」(おうぎたてまつり)。その奉賛行事として有名なのが「ミス扇コンテスト」。今年で42回目を迎える歴史あるコンテストで、浴衣姿の独身女性が毎年祭りに花を添えている。

 この催しをはじめ福引大会など各種奉賛行事を運営する扇立祭奉賛会が先日、役員会を開き、今年の祭りについて協議した。ミスコンについては例年通り実施するが、加えて今年は子ども(小学5・6年生と中学生)に浴衣姿で登場してもらう企画を考案。子どものころから地元の伝統ある祭りに参加してもらおうというのが狙いだ。同大社例大祭の「御船祭」(10月)でも、子どものころから触れてもらおうと、新宮早船会による体験乗船が毎年、開かれている。

 祭りの継承はどの地区も課題。言葉で伝えることはなかなか難しく、まずは見てもらう、そして体験してもらうことで、子どもらは興味がわき、本格的にやってみたいという機運になるかもしれない。運営しながら継承していくことは大変なことだが、将来を見据えた取り組みが大切になる。

【F】

      3月23日の記事

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