尾鷲市議会の新任期が始まった。18日午後には申し合わせに沿って議長、副議長の就任希望者による「所信表明」が行われた。20日に臨時会があり、本格的な議会は7月初めに開会する見込み。
5人の新人が当選した。注目している主張を何度かに分けて取り上げたい。最初に立候補表明した中井勇気議員。被選挙権を得たばかりの25歳。「高台の空き家を日常から使えるような取り組み支援」などを掲げた。三木里だけでなくセンター管内全てに応用が利く取り組み。新たに地域おこし協力隊員の山田大介さんと連携して、専門家の視点を生かして成果をあげてもらいたい。
西野雄樹議員は「地域全体で子どもの命を守る取り組みを進める」ことなどを挙げている。子どもの病気やけが、事故など、緊急時の措置についての講座を開くことなどを提言している。正しい知識を普及させることは、保護者の安心につながるほか、医師や病院の負担を減らすことにも寄与する。ぜひ、実現に向けて執行部と議論してほしい。
(M)