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がん研究の未来のため 「生命の駅伝」 募金贈呈式 光洋中

「何気ない発見大きな成果に」

 がん研究の支援を目的に、三重県と和歌山県で実施された「第25回生命の駅伝」の募金贈呈式が10日、新宮市立光洋中学校で行われた。同市田岡市長、和歌山県東牟婁振興局健康福祉部の久保田清之部長、同校生徒らに見守られながら、募金は和歌山県立医科大学の村田晋一教授に託された。

 5月12日から6月1日までの2週間にわたって開催された同駅伝は、がん研究の明るい未来を作るため、生命の駅伝の会(太田正隆会長)が主催となり実施。和歌山県内の募金は同大学に、三重県内の募金は三重大学医学部に寄付される。参加者は、三重県北勢地区から始まり、桑名市、鈴鹿市、津市、松阪市を、和歌山県は串本町、古座川町、那智勝浦町、新宮市をまわった。同校の生徒も有志を募り、参加者を応援。1万1464円の募金も集まった。 

 贈呈式は、はじめに宮本雅史校長から「生徒会を中心に募金を集め、自分や人との大切さを学んだと思う。研究が近い将来実ることを願っている」とあいさつ。田岡市長は「同校で1万円以上の募金が集まったことに感謝している。がんは死というイメージもあるが、今は研究者により、生還される人も増えてきたと感じる。募金はがん患者に勇気を与える取り組みだ」と話した。

 久保田部長は「実行委員会、同校の長年の取り組みに感謝する。また、県境を超え、がん研究という共通の思いが、駅伝を通じ繋がれていることに、事業の大きな意義を感じる。がんについて正しい知識を持って予防し、患者が安心して治療や支援を受け、がんと向き合いながら過ごせるような、生き生きと暮らせる社会を作りたい」と述べた。

 その後、海野夏葵生徒会長から村田教授に募金が手渡され、村田教授は「大きな研究は、小さな研究の積み重ねで、私たちの研究が大きな成果につながることを期待している。小さな研究は予想外のところにあり、何気ない発見や出来事は大きなものにつながる。私たちの日頃の小さな驚きや感動も、幸せにつながる」と語った。

 最後に同駅伝実行委員長の上村眞由さんが「義務教育とは、日本という国の社会に入る、社会人になるための勉強だと考えている。そして、自分以外の人を思えるようになり、がんが想像しづらくても、がんと戦っている人のことを考えることができる。皆さんが素晴らしい社会人となることを期待している」と閉会のあいさつを行った。
 

      新宮市

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