新宮市立の小中学校で24日、2学期の終業式が行われた。冬休みは25日(水)から1月7日(火)までの14日間。
このうち、王子ヶ浜小学校では、体育館に集まらずに放送室から各教室へモニター中継する形で実施した。谷口幸生校長は2学期の学校行事を振り返りながら「さまざまな体験を通して、どの学年も大きく成長したと思います」とたたえたあと、冬休みの過ごし方について「この休みをどう過ごすかで3学期の学校生活が頑張れるかどうか決まります。できるだけ規則正しい生活を送って、1月8日には『充実した冬休みを送って元気だよ』という顔を見せてください」と伝えた。また、インフルエンザが流行しており感染症予防に努めること、交通事故に気を付けることも呼び掛けた。
児童代表の鈴木涼恭さん(5年)は「2学期は楽しかったですか。自分は運動会のダンスが楽しかったです。健康に気をつけながら冬休みを過ごしましょう」と呼び掛けた。
その後、各教室で担任教諭が冬休みの注意事項を伝えるなどし、通知表を手渡した。
この日は那智勝浦町、太地町など東牟婁地方の小中学校、和歌山県立新宮高校、新翔高校でも終業式があり、近大附属新宮高校中学校は冬季休業前の全校集会を実施した。三重県の紀宝町、御浜町、熊野市の小中学校の終業式は23日に実施済み。