「核兵器のない平和な未来へ」をテーマにした原爆パネル展が、尾鷲市立中央公民館1階で開かれている。
ロシアがウクライナへ侵攻し、ロシアのプーチン大統領が核兵器使用の可能性に言及したほか、北朝鮮が核実験をする可能性が取り沙汰されるなど近年になく日本を取り巻く軍事的緊張が高まっている。
展示は 広島と長崎に投下された原爆の被害を風化させず、核の恐怖、平和や命の尊さを再認識してもらおうと、市教育委員会が毎年行っているもので、被爆者の姿、原爆症と戦う人たち、非核平和運動の取り組みなど、写真やイラストを掲示して原爆の悲惨さを伝えている。平成9年に紀北地区核廃絶の署名を集める会から寄贈を受けたパネル。生々しい写真に衝撃を受ける人もいるため、一部は区分けしている。
展示は30日(木)まで。午前9時から午後9時(最終日は午後3時)まで自由に見ることができる。