和歌山県立自然博物館は、県内の哺乳類調査を行っており、普段は観察することの難しい野生哺乳類を調査する、きのくに野外博物館「哺乳類調査に挑戦しよう」を、5月15日(日)午後1時~4時(第1回)と8月21日(日)午前9時~正午(第2回)に、古座川町佐田の「おおじゃの森」で開催する。この催しは、2回とも参加することが必須。
参加対象は小学3年生以上一般(小・中学生は保護者同伴)、定員は5組(1組6人まで)。各自用意するものは、運動靴(サンダル不可)、長袖・長ズボン、帽子、タオル、筆記用具、水筒など。参加費用は無料で、5月1日(日)までに往復はがきで、行事名、同伴保護者を含む参加者全員の住所・氏名(ふりがな)・年齢・学年・電話番号を記入し、申し込みが必要。申し込み者多数の場合は抽選で参加者を決定する。1組1通の申し込みで、複数の申し込みは無効となる。
第1回は、野生哺乳類の痕跡を探し出して自動撮影カメラを設置する。第2回は、カメラを回収し内容を確認して撮影された哺乳類の生態を学ぶ。博物館は「自分で仕掛けたカメラに動物が映っていると感動します。この行事を通して、同じ地域に暮らす野生哺乳類の暮らしを身近に感じていただければ」と呼びかけている。
申し込み・問い合わせは、〒642−0001和歌山県海南市船尾370−1和歌山県立自然博物館「哺乳類調査に挑戦しよう」係(電話073-483-1777)。