新型コロナウイルス感染症で、和歌山県は4日、新たに新宮保健所管内の12人を含む455人の感染を確認したと発表した。また、県内の男性1人が死亡したことも明かした。県がこれまでに確認した感染者は、死亡した69人を含め計1万3150人となった。
4日午前10時時点の入院患者数は394人で、病床使用率は62.2パーセント。待機者数(ホテル入室含む)は3873人となった。
455人の居住地別は、
- 新宮保健所管内12人
- 和歌山市222人
- 海南保健所管内37人
- 岩出保健所管内60人
- 橋本保健所管内55人
- 湯浅保健所管内23人
- 御坊保健所管内17人
- 田辺保健所管内27人
- 県外2人
また、新たに3件のクラスターを認定。和歌山市のグループホームで8人(155例目)、海南保健所管内の企業で8人(156例目)、橋本保健所管内の有料老人ホームで15人(157例目)の感染が判明した。
県福祉保健部の野㞍孝子技監は「介護が必要な高齢の感染者が増えている中で、全員を入院治療に結びつけるのが難しい現状。とにかく早期発見して持ち込まないことを徹底してお願いしたい」と伝えている。
なお、県はまん延防止等重点措置の適用を受け3日に「県民の皆様へ」の内容を変更。5日から27日までの期間で、飲食店への時短営業や、県民への不要不急の外出自粛などをお願いしている。