和歌山県はふるさと誕生日(11月22日)にあわせ、22日は県立4施設(博物館・近代美術館・自然博物館・紀伊風土記の丘)と賛同する29施設の無料開放を行う。また、新宮市の県東牟婁振興局では23日(月・祝)まで、2階エレベーター前通路でふるさと和歌山のポスター展示を行っている。
明治4年(1871年)の廃藩置県の後、紀州は和歌山県、田辺県、新宮県などにわかれていたが、この年の11月22日、この3県の統合により現在の和歌山県が誕生した。来年で誕生150周年を迎える。県民が郷土についての理解と関心を深め、ふるさとを愛する心を育み、自信と誇りをもって、より豊かな郷土を築き上げることを期する日として、県の条例で制定されている。来年秋には、150年を振り返るとともに、未来について考える機会となるような記念式典を予定している。
県は「私たちの住む和歌山県には全国に誇れるものはたくさんあります。この機会にぜひ、和歌山の芸術・文化・歴史・自然を学びに文化施設を訪れてみてはいかがでしょうか」と伝えている。