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大鳥居、暗闇に浮かぶ 熊野本宮大社旧社地・大斎原

20周年記念 7日まで点灯
 
 田辺市本宮町、熊野本宮大社は1日から、旧社地・大斎原(おおゆのはら)にある大鳥居(高さ33.9メートル、幅42メートル)のライトアップを始めた。世界遺産登録20周年を記念したもので、登録日の7日(日)まで続ける。点灯時間は午後6時~9時。
 
 同大社では、記念行事の一環でこれまでにも大鳥居のライトアップを実施しており、幻想的な雰囲気が見物客や写真家らに好評を得ている。今回、初日となった1日はあいにくの曇り空で、時折雨の降る中での点灯となったが、日没の午後7時10分を過ぎたころには、薄暗くなった情景に青色の大鳥居が浮かび上がった。
 

■7日にはイベントも

 大斎原では7日の午前9時30分~正午、熊野本宮未来創造実行委員会(名渕敬委員長)による世界遺産登録20周年記念イベント「未来への七夕メッセージ」が開催される。定員先着500人。入場無料。事前申し込み不要。雨天の場合は世界遺産熊野本宮館多目的ホール(先着100人)。

 午前9時に開会。記念行事奉告祭、熊野筆贈呈式に続き、同9時30分からは「未来への墨痕~書道パフォーマンス」と題し、九家隆宮司による一文字揮ごうと、広島県立熊野高校と和歌山県立熊野高校の両校書道部によるメッセージ揮ごうを行う。両高校の生徒たちが、未来に向けてメッセージを揮ごうし奉納する。

 同10時からは、作家の中上紀氏による記念講演「世界遺産と中上健次」、同11時からは「熊野の未来を語る」をテーマに記念トークセッションを行う。登壇者は中上氏、真砂充敏田辺市長、白浜エアポート代表取締役社長の岡田信一郎氏、熊野田辺ツーリズムビューロー代表理事の多田稔子氏、九鬼宮司、和歌山県立熊野高校の生徒、本宮中学校の生徒を予定している。

 催しに関する問い合わせは、熊野本宮未来創造実行委員会(熊野本宮大社内、電話0735-42-0009)。

      本宮町

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