• 本日の新聞広告
  • 17時更新
    三重 東紀州ニュース
  • 17時更新
    和歌山 紀南地方ニュース
  • イベント情報

若林さん三重県2位で全国切符 男子団体は東海へ 尾鷲高校弓道部

 三重県高等学校弓道新人大会と、東海・全国弓道選抜大会三重県予選がこのほど、松阪市武道館で行われた。尾鷲高校弓道部は選抜大会予選で男子団体3位となり東海大会進出を決めたほか、個人戦は若林夏雅さん(2年)が2位で全国大会と東海大会への出場切符を勝ち取った。
 
 新人大会は24校が南勢、中勢、北勢に分かれて地区予選を行い一定以上の成績を残したチームで本選を争った。尾鷲は男女団体と男子4人、女子2人が県大会に出場した。
 
 県大会は団体戦は1人4射を2回で計24本、個人は計8本の的中数で順位を決定。いずれも2年生の生田星河部長、東瑶奏さん、若林夏雅さんの男子チームが優勝、生田さんが3位、若林さんが6位の成績を収めた。
 
 選抜大会の予選は新人大会の団体戦上位6チームと個人戦8射中4射以上的中した選手が出場した。団体はリーグ戦で尾鷲は4勝で最終戦に臨んだが敗退。3チームが4勝1敗で並び、総的中数は尾鷲が39中、伊賀白鳳と伊勢が40中だったため、尾鷲は惜しくも3位となった。
 
 個人戦は一人4射を2回ずつ行い若林さんは6中させて優勝決定戦に進出。1本ずつ射ち合って外したら負けとなる射詰競射という方法で対戦。7本目まで成功させたが8本目で的中させられず2位となった。
 
 若林さんは尾鷲市中村町在住で現在初段。小学6年時のヤーヤ祭りで弓射を務めたことから興味を持ち高校進学後に弓道を始めた。「思った以上に難しいが、(的に)当たった時に喜びを感じる」と話す。予選大会については「どうせなら優勝したかった」と悔しさをにじませた。全国大会は12月24日に四日市市で行われる。「団体でも全国出場を目指していた。それはかなわなかったが、入賞目指して頑張りたい」と抱負を述べた。
 
 生田さんは上野町在住で2段の腕前。高校から弓道を始めた。「簡単そうに見えて難しい」のが魅力と話す。東さんは倉ノ谷に住んでいて現在初段。「別の部に入ろうと思っていたけど友達に誘われて体験したら面白かったので」と話す。「自分の思い通りに弓が引けて的に当たった時は楽しい」と目を細めた。
 
 東海大会は今月23、24日に愛知県蒲郡市で開かれる。3人は「県内の学校で1位になり、優勝したい」と意気込んでいる。

      スポーツ「躍動」

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料
      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      ニュースカレンダー

      速報記事をLINEでお知らせ 友だち追加

      お知らせ