阪神淡路大震災の発生から丸31年となった17日、尾鷲市PTA連合会の防災体育大会が同市光ヶ丘のくろしお学園おわせ分校体育館であった。保護者や先生、子どもなど約80人が参加し、講話やAEDの操作体験、借り物競争などで、楽しみながら防災についての知識を深めた。
防災への関心を高めるとともに、体力・健康づくりの日常化を図るきっかけとすることなどが目的。同会ではこれまで体を動かす体育大会と講演会などで学ぶPTA大会を別々で行っていたが、今年は趣向を変えて学びと運動を合わせて実施した。
冒頭、大川晋右会長は「親子で楽しく防災について学ぶ機会をと企画した。南海トラフ地震はいつ発生してもおかしくないといわれている。今日は楽しみながら和気あいあいとやってもらって、何か一つでも見つけて帰ってもらえればと思う」とあいさつ。来賓の出口久教育長は「この機会に逃げ切れる体力、それぞれの家庭でも防災に向けての点検や準備をしていただきたい」と呼び掛けた。
防災借り物競争は、「火事」「ケガ人」「台風」「避難所」など、カードに記されたテーマに沿って、担架や消火器、ロープ、長靴、ヘルメット、カセットコンロなど用意された物品や道具の中から必要なものを選んでゴールする種目で、子どもたちは瞬時に判断したり、迷ったり。ゴールではその道具をどう使うかの質問もあり、選んだ理由を発表していた。
この後、全員参加の防災〇×クイズで防災に関する知識をおさらい。このほか、防災講話では、市防災危機管理課の久保将太さんから尾鷲市の災害リスクや避難行動の心構えなどについて学び、AEDの体験では、女性消防団員の指導で一人一人が心肺蘇生法などについて実践した。
