野地町の事務所で開票結果を待っていた津村氏は、「多くの支援をいただいたが、私の努力が足らなかった」と支援者約50人に頭を下げた。
「尾鷲を変えなければならない、といろんな人に背中を押してもらったが、今振り返ってみると、まだまだできることがあったかも知れない」と悔いをにじませた後、支援者一人ひとりに握手を求めて回った。
あいさつ後の取材で「手応えは感じていたが及ばなかった。尾鷲を変えてほしいという思いが築き上げた民意をくんで、加藤市長にはしっかりと市政運営をしてほしい」「今後について具体的には考えられないが、現時点では県議や市議に戻らない、と断言できる」と語った。