尾鷲市立中央公民館1階の郷土室でミニ展示「尾鷲で触れる牧野富太郎の世界2 富太郎の生い立ちと論文・著作」が行われている。
NHKの朝の連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルの植物学者、牧野富太郎にちなんだ資料を7月に続き紹介している。
展示しているのは、中村山土井家文庫の中から、富太郎が刊行に関わった『植物学雑誌』、日本人で初めて新種植物に学名を付けたことで有名となった第23号記載の論文、富太郎が描いた植物図を集めた『大日本植物志圖篇』の3点。雑誌は土井氏が合冊して保存していたとみられる。詳しい資料も配布している。