• 17時更新
    尾鷲、熊野、南・北牟婁郡
  • 17時更新
    新宮、東牟婁郡
  • 第49回春の陸上記録会 写真特集
  • 光洋中 体育祭 写真特集
  • 蓬莱・佐野・高田保育所 畑へ収穫 写真特集

市長の強い決意と覚悟 尾鷲火力跡地構想説明始まる

 中部電力尾鷲三田火力発電所の跡地活用について「おわせSEAモデル協議会」がまとめたグランドデザイン(全体構想)を説明し、意見を聞く加藤千速尾鷲市長の市民懇談会が7日、須賀利町から始まった。20日までかけて12会場を回る。
 初回は須賀利コミュニティーセンターで開かれ、33人が集まった。跡地活用について加藤市長は普段にも増して熱弁を振るい、エネルギー利用を中心にしながら産業を活性化させ、雇用をうみ出すことや集客の拠点にする開発の目的を説き、「ここに命を懸けないと尾鷲の再生はあり得ない」「どうやって資金(整備費)を調達するかは市長の責任。腹をくくっている」と強い決意と覚悟を示した。
 「中電と市が共存共栄し、新しいまちづくりで尾鷲を再生する」と意気込む加藤市長は「1年半かけて具体的な計画をつくり、目標の2024年度までに形のあるものに完成させたい」と述べた。
 整備費について「尾鷲市と中電はどういう割合で負担するのか」という質問があり、市長は「全体構想を決めないと予算はできない。極力、予算を使わないようにして国、県、中電にいかに使ってもらうか。予算化して市民サービスを低下させるようなことはしたくない」と答えた。
 構内を建設予定地としている広域ごみ処理施設について「完成した後の尾鷲市の既存施設は撤去するのか。運転を開始してから東南海地震津波で故障して使えなくなるかもしれない。リスクはどう考えているのか」という質問があった。
 市長は現施設の清掃工場は老朽化で毎年1億円以上の改修費を充てており、東紀州5市町で共同利用する広域ごみ処理施設が稼働すれば、今後修繕費は必要なくなるうえ、「5市町でやるから、今以上に経済的に安くなるのは事実」と述べた。
 地震津波対策については耐震基準を満たしているボイラー施設と3号機タービン建屋の鉄骨などを利用し、盛土などによるかさ上げも方法の一つに挙げ、「(景観に配慮した)環境整備は約束する。嫌がられるものにはしないようにしたい」と力を込めた。
 

      尾鷲市

      最新記事

      太平洋新聞 電子版 お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      ニュースカレンダー

      お知らせ

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。