三重県熊野庁舎で、熊野市内に残る津波の到達碑を紹介するパネル展示が行われている。14日(月)まで。
昭和19年12月7日に発生した昭和東南海地震の教訓を伝える、みえ地震・津波対策の日(12月7日)に合わせた取り組み。磯崎や新鹿、二木島などにある到達碑や、供養塔、被害を伝える碑文を紹介している。
昭和東南海地震の時のものだけでなく、宝永地震(1707年)、安政東海地震(1854年)の被害を、300年あるいは150年の時を経て現在に伝えるものもある。
県紀南地域活性化局では「多くの人に見てもらいたい」としている。