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まちづくりへ提案 紀宝町 夏休み恒例 子ども議会

 紀宝町教育委員会は26日、町役場議場で、「2026(令和7)年度紀宝町子ども議会」の本会議を開いた。町内小中学校6校から希望した児童生徒12人が議員役として参加し、一般質問を通して町当局にまちづくりに関する質疑応答や提案をした。
 
 夏休み中の恒例行事。対象は町内の小学校5・6年生と中学生。児童生徒が地方自治への関心を高め、役場や議会の動きの大切さを理解するとともに、学習を通じて将来の職業や「働くこと」について考えるのが目的。
 
 事前学習やリハーサルを経て本議会に臨んだ。傍聴席や役場内の生中継で保護者や教職員、町民らが見守る中、1人ずつ登壇した。町当局は通常の議会と同様、向井美樹也町長以下管理職が出席した。
 
 質疑内容は町予算や防災備蓄品、訪問介護、税金の使い方、小学校プールの屋根設置などさまざまなものに及んだ。
 
 
事前学習経て本番に臨む
 
 このうち塚田禄さん(神内小6年)は町予算について、予算の中で町に納められている税金がどのくらいあるのか、また、年度の途中で予算が足りないときは、どのように補っているのか質問。
 
 これに対し、向井町長が答弁。「町に納められている税金は10億4514万1000円を計上している」と説明。また、予算が足りないときについて総務課から「補正予算で予算の追加や変更を行う必要がある。例えば台風による災害が発生するなど、突発的な補正予算が必要な際には、紀宝町議会の場で議員の皆さんに必要な予算の内容を説明した上で、審議していただき、予算として執行できるようになる」と述べ、「これからも限られた予算を無駄なく有効に活用できるよう務めていく」と伝えた。
 
 議会を終え塚田さんは「1番目だったのでとても緊張した。途中まではうまく話すことができたが、最後に『これで私の質問を終わります』というのを言い忘れてしまったので少し焦った。町の予算や、出納室の職員の人数が少ないことが気になったので質問した。機会があればまた参加したい」と話した。
 
 西章教育長は講評で「今日は小学校5・6年生、中学校3年生という、普段学校生活でリーダーシップを発揮する皆さんが紀宝町の未来について真剣に考え、提言してくれたことを大変うれしく、心強く思う」と述べた。

      紀宝町

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