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南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の発表を受け影響が広がっている。10日(土)に尾鷲市古江町のアクアステーションで予定されていたボンボンアクアが中止、紀北町相賀の多目的広場などで行われることになっていた「きほく夏祭りKODO2024」は延期(日程未定)となった。同実行委員会は「来場される皆さんの安全確保が困難であると判断した。会場などを調整し、皆さんが楽しんでもらえる企画を行いたい」と話している。
紀北町内の海水浴場のうち、和具の浜(島勝浦)、黒浜(海野)、比幾(古里)、古里(古里)の4か所を一時閉鎖している。一方、城ノ浜海水浴場(東長島城ノ浜)は城ノ浜プールとともに通常営業を行っている
三重県立熊野古道センターは15日(木)まで閉館する。10日(土)と12日(月・祝)の「夏の思い出づくり体験教室」などのイベントは中止する。
JR東海は、JR紀勢線の特急「南紀」の運行を取り止めている。15日ごろまでの予定。「状況によって運休期間が前後する可能性がある」という。JR西日本も特急「くろしお」の運行を休止している。
熊野市観光協会によると、熊野大花火大会は当初の予定通り17日(土)に実施する方針。「今後の地震の状況により変更する場合がございます」としている。