新宮市・市教育委員会・市人権尊重委員会主催の「市民のつどい2024」・「ふれ愛」講座が11月17日(日)午後1時30分から(開場1時)、新宮市役所別館で開催される。入場無料。事前申し込み不要。手話通訳あり。一時保育にも対応する(要事前申し込み)。
テーマは「男らしさ、女らしさより自分らしさが社会を変える~LGBT・男性・女性とは~」。
女装パフォーマーでライターのブルボンヌさんを講師に招き、男と女だけでなく、多様な捉え方があることを知り、性の固定観念にとらわれない自分らしさとは何かなど、自身の経験などを基に講演してもらう。
主催者は「11月は『差別をなくする強調月間』です。人権問題の解決には、『相手の気持ちを想像する心』そして『人を思いやる心を育てること』が大切です。この機会にみんなで一緒に考えてみませんか」と伝えている。
講師のブルボンヌさんは、1971年岐阜県生まれ。早稲田大学文学部在学中の1990年、ゲイのためのパソコン通信を立ち上げる。ゲイ雑誌「Badi」の主幹編集と同時に女装パフォーマー集団を主宰。NHKなどのLGBTや多様性を扱う番組に多数出演。近年では、企業内セミナー、全国自治体や大学・高校での講演活動のほか、HIV/性感染症の啓発イベント「東京レインボープライド」をはじめとする日本全国のLGBTプライドイベントでの司会やパネリストも務める。
問い合わせは、新宮市人権政策課(電話0735-23-3333)。