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春夫しのぶ「お供茶式」 記念館前庭で開催 5月6日

現在の場所では最後
 
 新宮市の初代名誉市民で文豪の佐藤春夫(1892~1964)をしのぶ「第33回春夫忌お供茶式」(佐藤春夫記念会主催)が春夫の命日にあたる5月6日(月)午前10時から同11時まで、熊野速玉大社境内の佐藤春夫記念館前庭で開催される。参加無料。雨天の場合は同大社双鶴殿。

 春夫は1892年(明治25年)に新宮市船町に生まれる。大正時代、新進作家としてデビューし、小説・詩・評論・随筆とその活躍は多彩で、日本の近代文学に大きな足跡を残した。古里をこよなく愛し、「空青し山青し海青し」と詠んで、望郷詩人とも呼ばれている。1964年(昭和39年)、東京・文京区の自邸で録音中に急逝した。

 お供茶式では、春夫の遺影にお茶を供える式典に続き、参加者にお茶と和菓子が振る舞われる。茶道裏千家淡交会南紀支部が協力する。同記念館は移転準備中(休館中)のため、当日館内には入れない。この場所で開催される最後のお供茶式となることから、気軽な参加を呼び掛けている。

 なお、連休中のため駐車場の混雑が予想されており、河川敷駐車場の利用に協力を呼び掛けている。

 問い合わせは、佐藤春夫記念館(電話0735-21-1755)。

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