那智勝浦町宇久井の環境省宇久井ビジターセンターで16日から、令和5年度南紀熊野ジオパークフォトコンテストの入賞作品展を開催している。厳選された入賞作品22点の展示で、南紀熊野の大地が育んだ自然景観や文化が見せる美しい表情を、撮影者の視点を通して楽しむことができる。期間は6月16日(日)まで。
同フォトコンテストは、南紀熊野ジオパーク推進協議会の主催で、「次世代に伝えたい南紀熊野の景観、行ってみたくなる写真」をテーマに、昨年7月11日~11月30日の期間で作品を募集。107人から計350点の作品が寄せられ、審査の結果、最優秀賞1点、優秀賞3点、入選18点の計22点の入賞作品を選んだ。
新宮市から見物に訪れた60代男性は「地元の者でも知らない風景があり、熊野のよさ、地域の素晴らしさを改めて感じられる。今は合成やCGなどもすごいが、カメラを使った実際の風景は作ったものと違い、本当に素晴らしいと思う」と感想を語った。
入館無料で、誰でも見ることができる。
問い合わせは、宇久井ビジターセンター(電話0735-54-2510)。