JR西日本の長距離観光列車「WEST EXPRESS(ウエストエクスプレス)銀河」紀南コースの6年目の運行が今月から始まり、京都発の下り列車の初便が満席となる80人あまりを乗せて4日午前、新宮駅に到着した。
ホームには、上田勝之市長はじめ市職員、市観光協会職員、市のマスコットキャラの「めはりさん」や平安衣装姿の女性のほか市民らも訪れ、小旗を振りながら、「ようこそ新宮へ」と温かく出迎え。乗客らは歓迎に笑顔を見せながら記念写真を撮るなどしていた。また、駅構内では、市の名産・徐福茶や市内菓子店の銘菓を振る舞い、喜ばれた。
岐阜県池田町の河瀬雅斗さん(29)は友人と3人で乗車。「今回4回目だけど運行初日の乗車は初めて。何回乗っても楽しく、地元の皆さんの温かい歓送迎もうれしい。和歌山ラーメンをはじめ食べ物もおいしいので毎回楽しみ」と話し、レンタカーで熊野三山巡りに出発した。
上田市長は「初日から満席で、これから秋までたくさんの人に訪れてもらえることを期待している。白浜−新宮間の利用促進に向け、銀河の運行を契機にきのくに線に親しんでいただければ」と期待を込めた。
「銀河」による紀南コースの運行は6年連続となる。今夏も京都~新宮間で、往路(京都発→新宮行)は夜行列車、復路(新宮発→京都行)は昼行列車として運行する。運行は7月3日(金)から9月30日(水)までの間、一部の日を除き、月・金曜日に京都発新宮行、水・日曜日に新宮発京都行の列車がそれぞれ始発駅を発車する。24往復運行予定。
JR西日本によると、5年目の昨期は大阪・関西万博の開催に合わせて18往復運行。約2800人が乗車し、乗車率は約93%で、過去最高だった2024年の95%に次ぐ高さだった。
