三重県はこのほど、2025(令和7)年の観光客実態調査報告書を公表した。三重県を訪れる主な目的は「おいしいものを食べる」が36.1%で最多。宿泊客の86.5%が2回目以降の訪問だった。85.5%が自家用車で来県している。
実態調査は年4回、合わせて17日間、鬼ヶ城センターや道の駅「紀伊長島マンボウ」を含む県内の14施設で実施した。
回答数は3663人で、性別は男性が46.0%、女性が53.7%。年代別では30代が24.7%で最多。50代が19.6%、40代が18.2%、20代が15.3%などとなっている。
日帰り客が72.5%で宿泊は27.5%だったが、伊勢志摩での調査では宿泊が56.0%あった。
同行者の区分では、子ども連れの家族旅行が35.1%。夫婦2人が20.9%。旅行目的(複数回答)は「おいしいものを食べる」がトップで、「テーマパーク・水族館」が30.0%、「自然や風景を見て回る」が28.3%だった。宿泊者に限ると「参拝」と「温泉」も上位に入っている。
居住地は、日帰りでは県内が44.2%で最も多く、愛知県23.8%、大阪府を除く関西(その他関西)が15.5%。宿泊では愛知県が21.4%で、その他関西が18.7%、大阪府が17.5%、関東が16.8%となっている。1泊の旅行者が85.5%で、平均宿泊日数は1.2泊。日帰り客は平均滞在時間が4.6時間だった。
旅行の情報源として利用したメディア等はフェイスブックやインスタグラムなどのSNSが32.4%でトップ。次いでグーグルなどの検索サービスが22.3%、友人・知人からの口コミが14.7%だった、
宿泊客の平均使用額は3万1376円で、内訳は宿泊費1万7211円、飲食費4624円、交通費3744円、土産代3584円など。日帰りは7030円で、内訳は交通費1816円、土産代1738円、飲食費1737円などだった。
地域間立ち寄り率の相関をみると、東紀州を訪れた人の10.1%が伊勢志摩に、8.9%が中南勢に立ち寄る。一方、伊勢志摩から東紀州への立ち寄りは4.4%、中南勢からは3.2%にとどまっている。日帰り客に限定すると、東紀州から伊勢志摩へは7.4%、中南勢へは7.9%が立ち寄るのに対し、伊勢志摩から東紀州に来るのは0.2%、中南勢からも0.5%にとどまっている。
