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工事開始に伴い利用不可に 体育文化会館前の駐車場

「別館も除却を」の意見も
 
 尾鷲市議会は18日、行政常任委員会を開き、上程議案などについて担当課から説明を受けた。体育文化会館と中央公民館の耐震長寿命化の工事請負契約や、追加で提出された中井町と矢浜の津波避難タワーの工事請負契約の締結を含む議案7件をいずれも全会一致で「可決すべきもの」と決定した。

 体育文化会館・中央公民館と、中井町と矢浜の津波避難タワーは、23日の本会議で議決され正式契約が結ばれると工事が始まることになる。体育文化会館前(市役所別館前)の駐車場について、世古基次文化・スポーツ振興課長は「7月中からと思われるが、体育館前の駐車場が閉鎖されることになる」とし、今後、市の広報や、ホームぺージ、SNS、エリアワンセグで周知を図るとして理解を呼び掛けた。教育委員会および武道場の利用者のための通路を確保する。

 財政課に関する質疑では、公共施設個別計画の見直しについて説明があった。昨年までに取り壊した施設を一覧表から削除したほか、教育委員会などが入る市役所別館について「体育文化会館および中央公民館の耐震・長寿命化に合わせ、両施設の機能を分散移転し、その後除却する」、黒潮道路沿いにある現矢浜消防車庫について「津波浸水域外に建設用地が確保されたことから施設を建て替え、機能移転を実施する」と新たに盛り込んだ。尾鷲市青年の家和光荘は2027(令和9)年度と28(令和10)年度、尾鷲ユースホステルは28(令和10)年度に除却を予定していたが、矢浜消防車庫移転を優先し、財政的観点から29年度以降の時期計画に先送りすることになった。

 議員からは、体育文化会館と中央公民館が、尾鷲唯一の憩いの場になる可能性が高いとして、市役所別館をできる限り体育文化会館の工事完了に合わせて除却できるように、と要望があった。加藤千速市長は、耐震工事等の完了が27年秋になると説明した上で、27年度の予算は一般財源の確保が厳しい状況になるとの見通しを伝え「財政バランスを考えながら検討していきたい。同時並行的に、というご意見は十分認識している」と答弁した。

 また、陶芸工房について耐震性能がないことから、早急な移転を求める意見もあった。

      6月18日の記事

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