「第64回和歌山県美術家協会展2026」那智勝浦展(和歌山県美術家協会・那智勝浦町教育委員会主催)が27日、那智勝浦町天満の町体育文化会館で始まった。31日(日)まで。時間は午前10時~午後5時(最終日は4時まで)。入場無料。
今年の同協会展は和歌山市、白浜町を加えた3市町で計画され、那智勝浦町展のあと白浜展(6月3日~7日、白浜会館)を行う。昨年の那智勝浦町展では600人を超える人が訪れ盛況だった。
同協会に所属する会員らによる、洋画69点、工芸14点、書68点、彫塑7点、日本画18点、写真14点の計190点を展示。会員にとって自分の作品を披露する最も大きな機会で、ここを目標に仕上げた力作がずらりと並び、訪れた人たちは丁寧に鑑賞している。洋画の最大は130号で、100号を超える作品が目立つ。ギャラリーの雰囲気を出すため、作品を掲出するパネルは2枚使用して壁面を高くしている。
同協会理事で、那智勝浦展を担当する三隅俊昭さんは「県内でこれだけ大きな作品が集まるのはめずらしい。美術館のない当地方で本物の芸術に触れることのできるせっかくの機会なので、若い人や小中学生など子どもたちにもぜひ見に来てほしい」と呼び掛けた。自身の作品「瑠璃光曼陀羅2026」は100号S(正方形)サイズで、3か月ほどかけて仕上げ、「爽やかな色を使うことをコンセプトにした」と説明した。
また、三隅さんは今回の展示会の鑑賞のポイントについては「それぞれの感性で、好きな色や好きな形を探してほしい。これからの人生、何かでつまずいた時、美術館に行ってみようと思ってもらえるようになればうれしい」と期待を込めた。
